歯がグラグラ動く4つの原因とは?抜歯を避けるための早期対策

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「歯が動いている気がする」と感じると、抜けてしまうのか不安になりますよね。実は、揺れの原因は歯周病だけではありません。

早めに対処すれば、歯を抜かずに残せる可能性は十分にあります。

歯がグラグラして揺れる主な原因

歯がグラグラする主な原因には、歯周病、噛み合わせの負担、歯の根のトラブル、被せ物の不具合などが挙げられます。まずは、なぜ揺れているのか原因を特定することが重要です。

最も多い原因は「歯周病」の進行

※画像提供:ピクシカ/https://www.picshika.online/?page_id=62

最も多い原因は歯周病です。歯垢や歯石の中にいる細菌が原因で、歯を支えている顎の骨が徐々に溶けてしまう病気です。

骨の支えが減ると、建物が地盤沈下するように歯が不安定になり揺れ始めます。初期は痛みが少なく、気づいた時には症状が進んでいることも少なくありません。

しかし、諦めるのは早いです。専門的なクリーニングや治療で進行を食い止めれば、歯を温存できる可能性は残されています。まずは検査で骨の状態を知りましょう。

無意識の癖による「咬合性外傷」

次に考えられるのが「咬合性外傷」と呼ばれる、噛み合わせの問題です。寝ている間の歯ぎしりや食いしばり、一部の歯だけに強く当たる噛み合わせが、歯を支える組織に過度なダメージを与えます。

これにより、歯周病でなくても歯がグラグラと揺れることがあります。特に、朝起きた時に顎が疲れていたり、特定の歯に違和感がある場合は要注意です。

力のコントロールを行うことで、揺れが劇的に改善するケースも多く見受けられます。

歯の根の破折や膿、被せ物の劣化

歯の根っこ自体に問題があるケースです。例えば、過去に神経を抜いた歯の根が割れてしまったり、根の先に膿が溜まったりすると、周囲の骨が炎症を起こして歯が揺れることがあります。

また、被せ物が劣化して接着剤が剥がれ、土台ごと動いているように感じる場合もあります。これらはレントゲン撮影やCT検査を行うことで原因が判明します。

内部のトラブルは外見では分かりにくいため、自己判断せずに歯科医院での診断が必要です。

▼歯がグラグラする原因一覧

原因主な特徴よくあるサイン
歯周病骨が溶けて支えが弱くなる歯茎の腫れ・出血・口臭
噛み合わせの負担(咬合性外傷)強い力が一点に集中朝の顎の疲れ・特定の歯だけ違和感
歯の根のトラブル根の破折・膿で骨が炎症押すと痛い・噛むと違和感
被せ物の不具合土台や接着剤の劣化被せ物が浮く・動く感じ

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原因は歯周病、噛み合わせ、根の異常の3つが主です。特定が先決です。

歯を抜かずに残すための治療法

原因が分かれば、それぞれの症状に合わせた治療を行います。抜歯を避けるためには、原因を取り除き、揺れを抑えるための処置を早期に行うことが何よりも大切です。

歯周病治療と歯の固定処置

歯周病が原因の場合、まずは口の中の清掃状態を改善します。専用の器具で歯石や細菌を徹底的に除去し、炎症を抑えて歯茎を引き締めます。

揺れが強い場合は、隣のしっかりした歯と接着剤でつなぎ合わせる「暫間固定」という処置を行うこともあります。固定することで歯の安静を保ち、噛む時の負担を減らしながら、周囲の組織が回復するのを待ちます。

グラグラするからといってすぐに抜くわけではなく、まずは保存に全力を尽くします。

噛み合わせの調整とマウスピース

噛み合わせや歯ぎしりが原因であれば、力のコントロールを行います。一部の歯に過剰な力がかからないよう、噛み合わせを微調整して負担を分散させます。

また、就寝中に装着するマウスピース(ナイトガード)を作成し、無意識の歯ぎしりや食いしばりによる破壊的な力から歯を守ることも有効です。

物理的な負担を取り除くことで、炎症が治まり、時間の経過とともに歯の揺れが収まってしっかりしてくるケースは非常に多くあります。

根管治療や被せ物のやり直し

歯の根に膿が溜まっている場合は、根管治療を行います。根の中をきれいに消毒し、薬を詰めることで炎症を鎮めます。炎症が治れば骨が再生し、揺れが止まることが期待できます。

もし歯の根が割れている場合は、状態によっては抜歯が必要になることもありますが、最新の技術で修復できる可能性もゼロではありません。

被せ物が外れかけているだけなら、付け直しや作り直しで解決します。まずは正確な診断を受けることが重要です。

ステーション歯科

歯周病治療、噛み合わせ調整、根管治療などで歯の保存を目指します。

自宅でできる対策とやってはいけないこと

治療と並行して、ご自宅での過ごし方も歯の寿命を左右します。揺れている歯を悪化させないための注意点や、日頃のケアについて正しく理解しておきましょう。

気になっても指や舌で触らない

最も大切なのは、気になっても指や舌で触らないことです。グラグラしているか確認したくなる気持ちは分かりますが、揺らす行為自体が歯を支える組織にさらなるダメージを与え、骨の吸収を早めてしまいます。

指で揺らすのはもちろん、舌で押したりする癖も意識してやめましょう。安静に保つことが、回復への近道です。

また、痛みがないからといって放置すると、急激に悪化して本当に抜くしかなくなるため、触らずに早めに受診しましょう。

硬いものや粘着性のある食事は避ける

食事の際は、揺れている歯に負担をかけないよう注意が必要です。フランスパンや硬いお煎餅、ナッツ類、スルメなどの硬い食べ物は避けましょう。

また、キャラメルやお餅などの粘着性の高い食べ物も、揺れている歯にくっついて引っ張られる危険があるため控えるのが賢明です。

できるだけ反対側の歯で噛むようにし、うどんやおかゆ、柔らかく煮た野菜など、あまり噛まなくても飲み込める優しい食事を心がけると、患部の安静につながります。

歯磨きは優しく丁寧に行う

歯磨きの際も配慮が必要です。汚れを落としたいからといってゴシゴシと強く磨くと、揺れを悪化させたり歯茎を傷つけたりしてしまいます。

歯ブラシは毛先が柔らかいものを選び、鉛筆を持つように軽く握って優しく小刻みに動かしましょう。

揺れている歯の周辺は特に汚れが溜まりやすい場所ですが、無理は禁物です。歯間ブラシやデンタルフロスも慎重に通し、痛みを感じる場合は無理をせず、歯科医院でプロに清掃してもらうのが安心です。

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指で触らず安静にし、硬い食事は避けて、優しく丁寧に磨きましょう。

まとめ:まずは専門家の診断を

歯がグラグラすると「もう抜くしかない」と思いがちですが、原因に合わせた適切な処置を早めに行うことで、大切な歯を残せる可能性は十分にあります。

自己判断で様子を見たり、諦めたりせずに、まずは専門家の診断を受けることが解決への第一歩です。

町田駅前にあるさくら歯科では、可能な限り歯を抜かずに残す治療を心がけています。患者様の不安なお気持ちに寄り添い、最善の方法をご提案しますので、どうぞお気軽にご相談ください。